■ ID
| 1393 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 全国酸性雨調査(73)〜乾性沈着(パッシブ法によるアンモニア濃度分布)〜
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■ 著者
| 横山新紀
千葉県環境研究センター 山口高志
北海道環境科学研究センター 北村洋子
宮城県保健環境センター 野口泉
北海道環境科学研究センター 松本利恵
埼玉県環境科学国際センター 松田和秀
明星大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第52回大気環境学会年会、平成23年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| 全環研・酸性雨広域大気汚染調査研究部会では第5次調査の一環として2009年度にTHE OGAWA SAMPLER(O式パッシブサンプラー)によるアンモニア測定を実施した。
最高年平均濃度は70.6ppb (旭)、最低濃度は0.2ppb(福島天栄)であり、いずれも東部地域であった。旭は突出して高濃度であり、測定地点近傍の畜産業の影響を強く受けている。地域別に平均濃度を比較すると北部で低い傾向が見られた。また、東部(旭を除く)と南西諸島でやや高いが、これらの地域は近隣の畜産業の影響を受けた測定地点が含まれていた。年平均濃度と周辺のアンモニア排出量との関係をみると概ね排出量の多い地域で高濃度となった。排出量の多い地域でも低濃度となる地点が工業地域に見られた。発生源に高い煙突が含まれる等、他地域と発生源の状況が異なることが影響している可能性が考えられた。
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